デザイナーの制作の裏側

最終更新日2024年1月25日

 

普段はこのブログはではパンフレット制作の裏側全般をご紹介していますが今回はもう少し制作現場に注目してデザイナーがどんな作業をしているのかをご紹介します。

裏方のことのなのでそれほど面白くないかもしれません。

それでもパンフレットをこんな風にデザインしているのか、だからこんなことを打ち合わせに伝えないといけないのか等皆様の何かの参考になれば幸いです。

 

さてデザイナーの作業ですが大まかにわけて下記の様な作業工程になります。

1 原稿確認

2 1で確認した内容とデザインの要望をもとにデザインの方向性を決める。

3 デザイン開始

4 デザインの確認と微調整

5 初校として提出

おおよそこの様な流れになります。

 

それでは詳しくご紹介してきましょう。

1では原稿の確認ではご用意いただいた原稿の内容を読み込みます。

どんな内容のパンフレットなのかを正確に把握します。

結構しっかり読み込みますのでこの段階で原稿内容の矛盾などあれば確認をいれたりもします。

 

2では事前のお打ち合わせ等でいただいたパンフレットのデザイン上のご要望を改めて確認します。

その上で原稿内容と突き合わせてデザインの方向性を決めていきます。

この段階で大体のレイアウトが決まってきます。

 

3と4では2まで考えたものを実際に作業してデザインを起こしていきます。

デザイナーによってやり方はマチマチですが大まかにレイアウトしてからフォントを選んだり、フォントサイズを調整していきます。

一度出来上がったデザインをあえて先入観なく確認するためにあえて一晩おく場合もあります。

 

5では出来上がったデザインを最終確認して問題がなければ提出します。

ケースバイケースですが大半の場合はこの時点でかなりパンフレットの完成度は高くなった状態になっていることが多いです。

(原稿内容が専門的で分かりにくい場合などはあえてラフな状態でお客様に確認していただいてから完成度を高めていく場合もあります。)

 

文章で説明すると割と簡単そうに見えますが実は考えていたり、情報を整理している時間が結構あります。

ベテランデザイナーほどささっと作っているというイメージがありますがオーダーメイドでしっかりデザインを作ろうとするとそんなことはできないのです。

 

もちろんデザイナーの解釈が間違っていることもあります。

ですから校正の作業でお客様とすり合わせをすることで完成度より高めていくのです。

そういう意味ではお客様が制作にご参加いただいて初めてパンフレットのデザインは完成すると言えます。

 

時間の効率は決して良くありませんが私どもは少しでもお客様にご満足いただけるデザインを目指して日々制作に励んでいます。

 

お問合せお待ちしております。

 

 

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