読みやすい原稿とは

最終更新日2023年10月13日

 

現在パンフレットの制作をご依頼いただいているお客様から原稿案ができたので見てほしいとのことでデータを送っていただきました。

データを拝見してみますと社内用の資料を集めてきたようなものでした。

正直に申し上げると何を伝えたいのかはっきりしないというのが率直な感想です。

 

これではいくら体裁を取り繕っても何も伝わらないパンフレットになってしまうので失礼を承知しながらその旨お伝えさせていただきました。

私どもはデザインをするのが仕事なので体裁を取り繕うことはできますがそれではお客様のためにはなりません。

 

そこで原稿の作る際に基本である誰に何を伝えたいのかを今一度意識していただくこと申し上げ、それだけだと分かりにくいので以下のような流れを意識して原稿を書いていただくようにお伝えしました。

 

1 表紙 内容が俯瞰してわかるようなタイトルをつけると良いと思います

2 導入文 いわゆる挨拶文のようなものですがサービスはどんなものであるか概要を説明してください。
      概要の後にそのサービスのコンセプトを入れても良いと思います。
3 サービスの特徴 サービスの特徴について説明してください。
4 ユーザーの声
5 問合せ先  

 

いわゆる起承転結ですがこれを意識して文章を書くだけで読み手から見ると情報を1本の流れの中で整理されるので読み手としても大変読みやすいパンフレットになります。
仮に複数のサービスを紹介する場合でも考え方は同じで、どんなことをしてきた会社なのかまたはどんなところに問題があると考えたのかという説明をした上で各サービスの説明と特徴を説明していけばOKです。

少しのことですがこれをするだけで格段に文章は書きやすくもなりますのでメリットしかないですね。

今回のお客様にはこの他に私どもから上記の構成に近いパンフレットの見本もご案内させていただきましたのでご覧いただければ恐らく大丈夫かと思います。

 

せっかく私どもでパンフレットを制作していただくのですから作ってよかったと思っていただけるようなパンフレットにしたいと考えております。

ですので少し厳しいことも申し上げましたが良いものを作るために必要なことなので敢えて申し上げさせていただきました。

 

これで良い原稿が仕上がると思いますのできっとよいパンフレットにすることができると思います。

 

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