訂正シールが作りにくいところ
最終更新日2024年7月4日
以前にパンフレットを制作したお客様から改訂のご相談をいただきました。
修正箇所が少なく、パンフレットの残部が残っていることから訂正シールの制作をご検討されているとのことでした。
修正箇所を確認したところ2ヶ所でした。
1ヶ所は白地だったのですがもう1ヶ所は地に色が引いてあるところでした。
この場所はシールがより目立ってしまいます。
そもそも訂正シールは普通のシールではなく、下の文字が透けない様になっている専用品を使って制作します。
そのため厚みもあってそもそも目立ちます。
文字だけあればあまり気になりませんが印刷発色がやや良くないので今回の様な場所に使うとより目立ってしまうのです。
昔と違って最近は印刷のコストも下がってきており、これは刷り直すのとそれほど差がないのではないかと思いながら試算してみたところ、やはり大きな差がないことが分かりました。
今回は訂正シールを2ヶ所必要になることもコスト増の一因です。
そこでお客様には訂正シールのお見積もりと改訂増刷(追加印刷)の両方のお見積もりをご案内して上記のデメリットについてもご案内した上でご検討いただく様にお伝えしました。
訂正シールについては残念ながらメリットが出ることが少ない様に思います。
ただ、資源の有効活用という点ではメリットがありますからその点含めてお客様にご判断いただきたいと思います。
そのために必要な情報をきちんとご提供するのが私どもの役割だと思っています。
訂正シールの対応も可能です。
お気軽にお問い合わせください。
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