簡単なハンコの電子化
最終更新日2024年7月12日
(2022年5月11日現在)ハンコの廃止や電子化が話題なって久しいですが私どもでもうまいやり方が無いか試行錯誤をしてきました。
一般にハンコの電子化というとシステムを使ってデジタル署名を使うパターンが多いと思います。
これが最も簡単な方法ではありますがシステムを導入しないといけないのでコストや社内での操作方法の周知など二重にコストが掛かるため、利用頻度などによってはなかなか導入ができないと思います。
もっと簡単な方法がないかと思い、調べてみたところPDFビューワーのアクロバットDCのスタンプ機能を使うことで代用できることがわかりました。
アクロバットDCは無料で入手することができます。
スタンプ機能の使い方ですが下記の記事を参考にしてみました。
該当の記事はこちら
分かりやすい記事ではありますが一部記事に書かれていない注意点があります。
それは登録できるハンコの画像データはPDF形式である必要があります。
記事の中では画像を処理して画像ファイルを作るまでしか書いてありません。
そこで無料で使えるJPGtoPDFというサービスを使ってみてください。
JPGtoPDFはこちら
jpeg形式を変換するとありますがpngでも大丈夫です。
これを使えば透過処理をした画像をそのままPDFに変換することができます。
後はアクロバットDCにスタンプとして登録すればOKです。
なお、スタンプ機能でハンコを貼り付けるとスタンプが動かせる状態です。
そこで貼り付けたスタンプを右クリックしてプロパティを表示します。
そして左下の「ロック」にチェックを入れるとスタンプを動かせなくなります。
(上記画像参照)
スタンプ機能を使うと誰がハンコを押したかも記録として残るようになりますのである意味で通常のハンコよりも信頼性が高まるのではないでしょうか。
この様にちょっと工夫をすることでシステムを導入することなくハンコを電子化することができます。
参考になれば幸いです。
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