特色使用のパンフレットについて

最終更新日2023年12月8日

 

 

以前にブログで特色について少し書きましたが直近で特色使用したパンフレットのお問合せをいただきました。

そこで今回は特色を使用する際の注意点についてまとめることにしました。

 

まず特色とは?

特色についてご存知ない方のためにもう一度特色について説明させていただきます。

印刷では色をシアン、マゼンタ、イエロー、そしてスミ(ブラック)の4色を使って再現します。

これらをCMYKといいます。

 

これはPCのディスプレイやテレビ等使われている色の再現方法を加色法というのに対し、減色法という色の再現方法になります。

加色法ではすべての色を合わせると白になるのに対し、減色法ではすべての色を合わせると黒になります。

 

しかし実際にはシアン、マゼンタ、イエローの3色を合せてもきれいな黒にはなりません。

そこでスミ(黒)を足すことで正確な黒を再現しているのです。

 

色の基準になる白は印刷の場合は紙の白を使っています(この後の説明で出てくるので覚えておいて下さい)。

さて前置きが長くなりましたがこの4色の減色法による色の再現方法では鮮やかな色を再現するのは難しいという欠点があります。

 

そこで再現できない色は直接その色のインクを使うことで再現しています。

これが特色と呼ばれるものです。

 

特色をパンフレットで使用する際の注意点

 

特色を使用する際の注意点は以下の2つが考えられます。

・コストの問題

・場合によっては色校正も必要

 

特色を使って印刷する場合は印刷機のインクを一度出して、中を洗浄する必要があります。

そのため効率が落ちてしまいます。

 

使用する生産ラインを変える必要があるためコストがどうしても上がってしまいます。

 

コストアップに関連する話ですが印刷の場合色の基準になる白を紙に依存しています。

特色を使う場合、色チップという色見本を見ながら決めると思います。

この色チップもまた紙に特色インクを印刷したものです。

つまり紙の白色度が変わるとそもそも意図した色が出ないことがあります。

 

そういった場合は事前に試し刷り(色校正)が必要になります。

本番の印刷の前に仕上がりを事前に確認しておくというわけです。

というのも特色によっては私ども制作会社のプリンターでは全く再現できない場合もあるので慎重を期すのであればやっておいた方がいいでしょう。

 

当然ですが色校正をとればコストが上がります。

(もちろん時間も掛ります。)

 

ここまで特色の注意点を書いてきましたが何か大変そうだという印象を持たれたかもしれません。

言ってしまえば特注仕様なのである程度は仕方がありません。

 

しかし明確な意図をもって特色を使えばより魅力的なパンフレットを制作することができるのも事実です。

デメリットも知った上で使ってほしいと思います。

 

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