原稿を確定させる重要性
最終更新日2024年7月5日
これはパンフレットのリニューアル等で多いのですが例えば表紙等を以前のものをスキャンして、それを原稿としていただくことがあります。
またパンフレットの原稿としてwebサイトの内容を流用してほしいというおっしゃられることもあります。
これらの場合、私どもは敢えてテキストデータをくださいと申し上げます。
(webサイトの場合は必要な箇所をワードにまとめくださいと申し上げます。)
これはなぜかという単純にテキストデータをいただきたいだけではありません。
原稿としての内容を確定していただきたいというのが本心なのです。
例えばパンフレットをリニューアルする場合、例え文言の少ない表紙であっても掲載するべき文言があります。
掲載する文言はタイトルだけでないと思います。
場合によっては文言を変えたり、追加しないといけない場合もあると思います。
画像を送るだけではそこまでのチェックはできていない可能性があります。
そのため敢えてテキストデータをご用意いただくことで掲載内容を確認していただくのです。
細かいことですが最初から原稿のミスの可能性を摘むことで最終的な原稿のミスを減らすことに繋がります。
表紙の様な文言が少ない部分に関しては見落としがちで下手をすればそのまま印刷にされてしまうこともあります。
内容については私どもでは判別がつきません。
ですから最初に原稿内容をきちんとチェックしていただくことが最終的にはお客様にとってプラスになると考えています。
webサイトから原稿を拾ってくる場合も同じです。
webサイトはやはりwebサイトです。
紙にするには不適切な文言があったり、無理があったりします。
そこで敢えて原稿をまとめていただくことで紙の原稿としての不備を無くしていただくのです。
間違いがあれば後で修正すればいいという考え方もありますが先程も申し上げた通りミスがそのまま素通りしてしまうこともあります。
やはりリスク管理の観点から最初から減らせるミスは減らせておくべきです。
経験上、些細なミス程最後まで気づかないことが多いのです。
原稿内容を確定させてからパンフレットや会社案内を制作することがいかに大事かがお分かりいただけたと思います。
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