印刷物の色の再現方法
最終更新日2022年6月27日
減色法とは?
パンフレット制作.jpではご依頼いただいたパンフレットや会社案内、カタログは原則オフセット印刷で印刷しております。
ご存じない方のために分かりやすく言えば大きくて高価な印刷機を使って印刷する本格的な印刷方式といえば分かりやすいと思います。
世の中のほとんどのパンフレット等の印刷物はこの方法で印刷されています。
オフィスプリンターや家庭用のインクジェットプリンターとは違い写真や文字がくっきりと鮮明にかつ大量に印刷することができます。
会社案内やパンフレットには打って付けの印刷方法ですがオフィスのプリンターや家庭用のインクジェットプリンターと他にも違う点があります。
それは発色のさせ方(=色の作り方)です。
オフセット印刷では減色法という方法で色を再現しています。
これはPCの画面の反対で全ての色を混ぜると黒になります。
使う色はシアン、マゼンタ、イエローになります。
理論上この三色を混ぜると黒になりますが実際には完璧な黒にならないのでK(キーカラー)としてスミ(黒)の4色を使って色を再現しています。
色の混ぜ方ですがこれがちょっと特殊でしてインクを混ぜることはしません。
紙の上で異なる色のインクを重ねる事で色を再現しています。
印刷物をルーペ等で見てみてください。
4色の小さな点が見えると思います。
アミ点という小さな点を重ねることで色を再現しているのです。
なぜこんなことを説明するかというと一般のPCのディスプレイで使われているのがRGBという発色方法です。
発色方法が違うために出せない色、出しにくい色があるからです。
もちろん色の違いをある程度減らすことはできますが前提の知識として知っておくとパンフレットや会社案内、カタログ等の制作物を作る時に役に立つと思います。
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