印刷後の「しまった!」をゼロに。プロが使うパンフレット制作の必須ツール2選【本日公開】
最終更新日2025年12月26日
こんにちは!パンフレット制作.jpです。
本日12月26日。クリスマスが終わり、いよいよ2025年も残すところあと数日となりました。
仕事納めに向けて、デスクの片付けや新年の準備に追われている方も多いのではないでしょうか。
この時期、特に多いのが「年明け早々のイベントや営業活動に間に合わせたい!」という駆け込みの制作・入稿依頼です。
しかし、急いでいる時こそ忍び寄るのが誤字脱字」や「情報の抜け漏れ」という魔物です。
数千部、数万部と刷り上がったパンフレットを手に取った瞬間、致命的なミスを見つけた時の血の気が引く感覚……。
私たちはプロとして、お客様にそんな思いをさせてたくはありません。
そこで本日、仕事納め直前の特別企画として、私たちが現場で実際に使用している「原稿準備シート」と「校正チェックリスト」を無料公開いたします!
新年の制作準備に向けて、ぜひブックマークしてご活用ください。
1. 良いデザインの土台を作る「原稿準備シート」
「デザイン会社にどう伝えたらいいか分からない」という悩みは、このシートで解決します。
依頼前にこれらを整理するだけで、制作スピードと質が劇的に向上します。
【保存版】パンフレット構成・原稿準備シート
| カテゴリ | 記入項目・内容 |
| 基本仕様 | 名称、サイズ(A4、B5等)、ページ数、印刷予定部数 |
| 制作の目的 | 何のためのパンフレットか?(例:新商品の販促、採用活動) |
| ターゲット | 誰に渡すのか?(例:既存顧客、BtoBの決裁権者、学生) |
| 読後のアクション | 読んだ後にどうしてほしいか?(例:サイトへ誘導、電話相談) |
| 自社の強み(USP) | 他社にはない、自社だけの強みを3つに絞る |
| デザインの方向性 | 雰囲気(例:誠実・クリーン、先進的、親しみやすい) |
| 必須掲載要素 | ロゴ、住所、TEL、URL、QRコード、キャッチコピー |
プロのアドバイス:
特に「読後のアクション」を明確にすることは重要です。
出口(ゴール)が決まれば、そこへ誘導するためのデザインの「導線」が自然と決まります。
2. 絶望を未然に防ぐ「校正チェックリスト」
デザインが完成し、いよいよ入稿(印刷工程へ回す作業)というその前に。
以下のリストに沿って、「自分以外の誰か」と一緒にチェックを行ってください。
【印刷直前】校正チェックリスト
✅ 【重要度:★★★】絶対に間違えられない「命」の項目
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[ ] 会社名・代表者名: 漢字の変換ミス、旧字体などの間違いはないか?
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[ ] 連絡先: 電話番号、FAX番号の数字は1文字ずつ確認したか?
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[ ] URL・QRコード: 実際にスマホで読み込み、正しいページにリンクするか?
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[ ] 住所・地図: 移転前の住所ではないか? 地図の目印(コンビニや駅)は正しいか?
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[ ] 金額・日付: 数字の桁数や、2026年のカレンダー(日付と曜日)は合っているか?
✅ 【重要度:★★☆】信頼に関わる「品質」の項目
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[ ] 誤字脱字: 「てにをは」の重複や、変換ミスによる不自然な言葉はないか?
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[ ] 表記ゆれ: 「WEB」「ウェブ」など、同じ言葉の表記が混在していないか?
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[ ] 写真と説明文: 写真の内容と、横に添えられたキャプションは一致しているか?
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[ ] キャッチコピー: 誤字はないか? 背景の色と被って読みにくくないか?
✅ 【重要度:★☆☆】プロの仕上がりを左右する項目
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[ ] ページ送り: ページ番号(ノンブル)が正しい順番で振られているか?
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[ ] 写真の粗さ: 印刷した際にボケてしまいそうな、粗い画像はないか?
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[ ] 断ち切り: 文字が紙の端(仕上がり線)に近すぎて、切れるリスクはないか?
まとめ:2026年、最高のスタートを切るために
パンフレットは、貴社がいない場所でも24時間働き続けてくれる「営業マン」です。
だからこそ、徹底した準備と確認で、自信を持って渡せる一冊に仕上げましょう。
「今年中に構成案だけは固めておきたい」
「来年1月にリニューアルしたいけれど、どこから手を付ければいい?」
そんな広報・営業担当者様。
私たちパンフレット制作.jpは、年明けからも全力で皆様の「想いをカタチにする」お手伝いをいたします。
本年も多くの方にブログをお読みいただき、ありがとうございました。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!
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