パワーポイントの難しさ
最終更新日2023年12月14日
(2020年1月17日現在)現在採用パンフレットのお問い合わせが増えてくる時期ですが既存のお客様からも採用パンフレットの修正増刷のご依頼をいただいております。
採用パンフレットの場合、他のパンフレットよりも修正が入ることが多く、採用に力を入れているお客様程修正量が多い傾向があります。
使ってみて就活生の反応や内定者からの意見を聞いてパンフレットに反影させているみたいです。
このようにフィードバックが入ったパンフレットは初めて制作した時よりはるかに完成度が上がったパンフレットになっていきます。
こうなってくるとも他社で真似のできないかけがえのないパンフレットになったといっても過言ではありません。
さて今回修正のご依頼をいただいているお客様はそんな中でも群を抜いて多い回数の改訂増刷を繰り返しています。
おそらく私どものお客様の中で一番多く改訂増刷をされていらっしゃるのではないでしょうか
そんなお客様ですからデザインについてもかなりの拘りをお持ちです。
今回は表紙のデザインを修正するにあたり修正案をパワーポイントで作ってくださいました。
(もちろん通常はここまでしていただく必要はありません。)
拝見してみますとその会社をよくわかっている内部の方ならでは発想が光る案になっていました。
外部の人間である私どもではちょっと出てこない発想で私どもからみてもかなりよい案に仕上がっていました。
こちらを私どもの方でブラッシュアップしてほしいのこと。
イメージ写真までご指定いただいているので一見それほど難しいものではなさそうですが一点問題がありました。
それはパワーポイントはRGBで色を再現しているということです。
私どもの方でいただいた素材を組み込んで表紙のデザインを仕上げたところ、同じ写真素材を使っているのにも関わらず色味が変わってしまいました。
印刷ではRGBでなくCMYKで色を再現しますのでどうしても色味が変わってしまいます。
色味の変わり方は大なり小なりあるのですが今回の黄色はもろに影響を受けてしまいました。
しかもこの黄色の色味にお客様が拘りをもっていらっしゃったのでちょっと困りました。
理屈から言えば全く同じ色にすることはできません。
ただここまで拘って採用パンフレットの表紙案を制作されたお客様の気持もわかりますのでできる限り近づけるようにしてみました。
これはイメージ写真の色味まで調整しないといけないのでちょっと大変でした。
それでもなんとかお客様にご満足いただけるレベルまで持っていくことができました。
最近はパワーポイントで制作したデータを入稿データとして受け付けてくれるネットの印刷会社もあると聞きます。
しかし上記のようにRGBの発色方式ではCMYKで発色させる印刷では色が変わってしまうことがありえます。
パワーポイントは確か簡単なものですが採用パンフレットなど外部に出すものは内制ではなく私どものような制作会社にご依頼いただく方が最終的には良いものができると思います。
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