【周年記念・創業記念】ただの歴史自慢で終わらせない。「未来」を語るブランディング・ブックの作り方

最終更新日2025年12月22日

 

 

こんにちは!パンフレット制作.jpです。

本日で12月22日。今年も残すところあと10日を切りました。

 

来年、2026年に「創業〇〇周年」や「設立〇〇周年」といった記念の年を迎える企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。

周年記念といえば、定番なのが「記念誌」や「社史」の制作です。 しかし、ここだけの話ですが、多くの企業様でこんな声が聞かれます。

 

「立派なハードカバーの社史を作ったけれど、社員は誰も読んでいない」 「倉庫の奥でダンボールに入ったまま眠っている」 「内容が『昔はすごかった』という歴史自慢ばかりで、お客様に配りにくい」

 

これでは、せっかくの予算と手間がもったいないですよね。 今、感度の高い企業が作っているのは、過去を懐かしむだけの記念誌ではありません。

これからの企業の方向性を示す、「未来を語るブランディング・ブック」です。

 

今回は、周年事業を「最強の営業・採用ツール」に変えるための制作ポイントをご紹介します。

 

1. 「HISTORY(過去)」は2割、「VISION(未来)」を8割に

 

従来の社史は、創業からの出来事を年表順に並べた「過去の記録」がメインでした。

しかし、読み手(社員、取引先、求職者)が本当に知りたいのは、「この会社はこれからどこへ向かうのか?」という未来の話です。

 

ブランディング・ブックでは、思い切って構成の比重を変えます。

 

■過去(2割): 創業の精神や、苦難を乗り越えたエピソードなど、企業のDNAに関わる部分だけを厳選して掲載。

 

■未来(8割):

 

・新ビジョンの発表: これからの10年で何を成し遂げるか。

・若手社員の座談会: 次世代を担うリーダーたちが語る夢。

・新事業のロードマップ: ワクワクするような新規プロジェクトの紹介。

 

「懐かしいね」ではなく「ワクワクするね」と言わせる冊子を目指しましょう。

 

2. 社員の心を一つにする「インナーブランディング」として

 

周年記念は、社員のモチベーションを高める絶好の機会です。

トップダウンのメッセージだけでなく、現場の社員を巻き込んだコンテンツを作りましょう。

 

例えば、 「全社員の『私の挑戦』宣言を顔写真付きで掲載する」 「各部署の未来予想図をイラストにする」

 

自分たちが主役として登場する冊子は、必ず読まれます。

そして、「自分はこの会社の未来を作っていく一員なんだ」という当事者意識(エンゲージメント)を高める効果があります。

 

3. 取引先への「手土産」として活用する

 

未来志向のブランディング・ブックは、最強の営業ツールになります。

挨拶回りの際に手渡せば、単なるカタログ以上の効果を発揮します。

 

「弊社は今年で30周年を迎えました。これまでの感謝と、これからの新しい取り組みをまとめました」

そう言って手渡せば、 「へえ、次はこんな事業を始めるんですね!」 「御社は歴史があるのに、新しいことにも挑戦していて頼もしいですね」 と、未来のパートナーシップについての会話が自然と生まれます。

 

歴史による「安心感」と、ビジョンによる「期待感」。この2つを同時にアピールできるのは、周年記念のタイミングだけです。

 

まとめ

 

周年記念の冊子は、本棚に飾るための「卒業アルバム」ではありません。

これからの10年を戦うための「パスポート」であるべきです。

 

「せっかくの周年だから、何か形に残したい」 「でも、ただの社史にはしたくない」

 

そのようにお考えの経営者様、広報担当者様。

ぜひパンフレット制作.jpにご相談ください。 御社の歴史に敬意を払いながら、未来への期待を膨らませるデザインを制作させていただきます。

 

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