4Pパンフの紙割れ対策
最終更新日2024年3月12日
他社で4Pのパンフレットを制作したお客様からパンフレットの背(折り目)が割れる紙割れについてのご相談をいただきました。
紙割れとは紙を折った際に折り目が割れてしまうことを指します。
実は気づいていらっしゃらないだけで紙を折れば多かれ少なかれ紙割れは起きています。
ご相談をいただいた案件の表紙のデザインを拝見するとやはり濃い色を全面につかったデザインでした。
このように濃い色を全面に使ったデザインのパンフレットだと紙割れが白く目立ってしまうので特に紙割れひどいと思われてしまうのです。
対策としては濃い色を全面に使うようなパンフレットのデザインを避けることが一つあげられますがデザイン的な自由度が下がってしまうのであまり良い手とはいえません。
他には紙割れが想定されるようなデザインの場合紙を折る前に筋を入れてから折るという方法があります。
しかしこれも完璧ではなく紙割れが軽減される程度のものです。
ただし、追加でかかる費用は比較的安くすみます。
一番良い方法はPP加工をすることです。
パンフレットの表面にビニールを貼るこのPP加工であれば紙割れを防ぐことができますがコスト的にはかなり高くなってしまいます。
PP加工を施す場合紙が巻くことがあるので紙厚を180kgにまで上げるほうが良いでしょう。
コストは掛かりますが最も有効な方法です。
紙の性質上避けられないものなので費用対効果を考えて方法を選んでいくしかありません。
紙割れがお気になるようでしたら私どもにご相談ください。
お問合せお待ちしております。
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