1000円カットに見るサービスの合理性
最終更新日2023年12月14日
(2020年1月20日現在)つい先日、いわゆる1000円カットという低価格の美容院にいく機会がありました。
10年程前から人気がでて増えていると記憶しておりましたが実際に利用するのは初めてです。
利用してみるとまずカットの所要時間や待ち時間が圧倒的に短いです。
予約ができないのでそのまま待つしかないのですがとにかく早い。
コストカットのために一人にかける時間を極力短くしています。
さらにサービスを切り分けて、必要な人だけが選択できる様になっています。
例えばシャンプー。
通常の美容院ではカットとシャンプー、それに蒸しタオル等は必ずセットになっています。
しかし1000円カットの美容室ではシャンプーはオプション(しかも機械によるシャンプー)、蒸しタオルの代わりに大きなウエットティッシュが待合席の近くにおいてあり、使いたい人が使えるようになっています。
この様に欲しい人にだけ欲しいサービスを提供できるようにしてコストを落とすというのは合理的だと思います。
この部分に関して言えば私どもパンフレット制作.jpのサービスとも共通しているところがあります。
例えば色校正。
一昔前までは色校正をとるのが普通でしたが今では特殊なものを除き、ほぼ不要です。
パンフレット制作.jpでは色校正を省くことでコストを抑えています。
他にもお客様の選択肢を増やすことでコアになるデザインのクオリティーを落とすことなくコストを抑えることに成功しています。
(もちろん他にも様々な合理化をして全体のコストを落としています。)
インターネットが当たり前になった現代はよりユーザー目線に立てるサービスが生き残っていく時代だと思います。
実際に類似のサービスが競争していく中で生き残っているサービスはやはりユーザー目線に立ったものだというのを常に目の当たりしてきました。
私どものサービス(デザイン)も同様にユーザーに寄り添ったものにしていきたい常に考えています。
全く違う他業種の中でも一部でも同じことをしていることが分かり、考えている方向性は間違っていないのだなと自信をもつことができました。
もちろん私どもとしてはクオリティーを第一に考えています。
通常の制作と同じクオリティーのデザインをなるべく低コストで提供するが目標です。
とにかく安い、時間をかけないという点は1000円カットとは異なってきます。
しかしサービスを切り分けてお客様の選択肢を増やすという点では共通しています。
私どもがよりユーザー目線に立つためのヒントは思いの外日常の中にあるのではないかと気付かされました。
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