赤字の重要性
最終更新日2022年3月17日
ここ最近のことですが校了をいただいた後にお客様から校正漏れがあったので修正ができないかという相談がありました。
この時はたまたまタイミング的にデータを差し替えることができたのですが後一歩遅ければ間に合わないところでした。
校正=中身のご確認についてはお客様でないとわからないところですのでこればっかりは私どもではどうすることもできません。
校正はパンフレットを作成する上で非常に大切な工程であることは言うまでもありません。
そしてもう一つ大事なのが修正箇所を正確にかつ分かりやすく伝えることです。
「どこどこの文字をAに直して下さい」と仰られても誰もが正確な箇所を見つけられることはなく別の場所を修正してしまうこともありえます。
デザインした校正に直接書き込んでもらえれば誰でも修正箇所をひと目で確認し、どの様に直すかが分かります。
このようにすることで確認されるお客様の方でも修正の確認がひと目で行なえます。
修正指示を書き込む際に分かりやすい様に赤いペンで書き込むことからこれを業界用語で赤字といいます。
私どもがお客様に赤字を入れていただく様にお願いしているはお客様のメリットと作業の正確性のため(これも最終的にはお客様のメリットになります)です。
印刷してしまうともう修正ができません。
ですから万全な状態で印刷に入りたいというのが私どもの思いです。
面倒だとおもってもしっかりと赤字を入れていただくことが最終的にはお客様のメリットに繋がると考えます。
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