矛盾した指示
最終更新日2025年1月8日
デザインの指示やご要望を出される際に矛盾した指示を出してしまうことはありませんか?
例えばカッコよくて目立つデザインにしてほしい。
かっこいいデザインと目立つデザインというのは矛盾しているのです。
これはデザインをしてみるとよく分かると思いますがかっこいいデザインとは一般に文字を小さくして写真を大きく使うなどします。
高級マンションのパンフレットなどを見ていただければ良い例です。
一方で目立つデザインというのはデザイン性を敢えて崩して文字を大きくしたります。
色使いも敢えてデザイン性を崩すような目立つ色を使います。
つまりデザイン性を崩すから目立つわけですね。
この様に両者が相反する要素であることはお分かりいただけたと思います。
ではどうすればよいでしょうか?
一番最悪なのが「それを考えるのがデザイナーでしょ」といって放置してしまうことです。
ポイントはどうバランスをとるかということなので制作会社の担当者と「矛盾している」ことを承知の上でどちらに重きをおいていきいたいかを話し合うことです。
作り手として聞きたいのはどちらを重視するかというところなのです。
この様にお客様も制作に参加していただくことでより良いものが早くできます。
私どもでも矛盾があるご指示をいただいた場合はそのご指示は矛盾していますとお伝えしておりますので、その上でバランスをどうとるか考えていただけるとよいかと思います。
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