多言語版パンフレット改訂増刷の難しさ

最終更新日2021年5月13日

 

前にも何度が申し上げていますがここ数年多言語版のパンフレットが増えてきました。

特に日本語に他言語を併記する簡易版ではなくきちんと日本語版と同じデザインで言語を差し替える本格的な多言語パンフレットが増えてきています。

 

こういう部分をみるとここ数年グローバル化が進んできているんだなと実感しますが新たに若干の問題が生じています。

それが多言語パンフレットの改訂増刷です。

多言語パンフレットは増えてきた段階では初回の制作ですので表面化しないのですが問題は改訂増刷の時に起こります。

 

それはデータの作りにあります。

初回の制作の場合まず日本語版のパンフレットをデザインして、デザインが確定した段階で言語の差し替えに入ります。

確定したデザインデータを使いますので言語の差し替え作業費は当然初回の制作費よりも安くすることができます。

 

しかしこの時データとしては別個のものになります。

これに修正を入れようとすると日本語版に施した修正を別のデータである他言語版にも同じ様に施さないといけません。

 

当然修正費は初回の様に日本語版>他言語版とはならず日本語版=他言語版となってしまいます。

 

感の良い方なら日本語版を直してそれを他言語に差し替えれば良いと思われるかもしれませんがこの手の改訂増刷の場合文章を1Pまるまる作り変えることはありません。

 

ですので日本語版を1箇所を修正して他言語に差し替える作業量と他言語版を日本語版と同じ様に直す作業量で考えるとほぼ同じまたは全社の方が作業量が多くなってしまうということが大半になってしまいます。

 

私どもとしてもなんとかしたいところではありますがデザイナーを拘束されてしまう以上やはりその分の費用をいただかないと経営が成り立たないのです。

 

次善の策としてできるだけまとめてご発注いただくことが考えられます。

一度に出していただければ多少価格の調整ができることがあります。

(元々私どもでは必要な費用を必要な分しかいただかない様にしておりますので場合によっては余裕がなくてご希望にそえないこともあります。)

 

多言語のパンフレットを制作される場合はこの改訂増刷のことも予め頭に入れておいていただけると良いかと思います。

 

 

 

パンフレット制作.jpのパンフレットデザイン制作実績はこちらからご覧になれます。