原稿はPDFだけ

最終更新日2023年4月17日

カタログ制作のご相談をいただきました。

内容をよくお伺いすると原稿はPDFしかなくそれを少し手直ししてほしいということでした。

作業内容自体は簡単に聞こえます。

しかし今回原稿がPDFをしかないため、実作業は思った以上に難しくなります。

念のため原稿のサンプルデータをいただいて私どもで検証してみました。

するとサイズがA4サイズではなかったため、レイアウトの調整が必要になることがわかりました。

それだけでなくこれはPDFを原稿にしようとするとよくあることなのですが

まず塗り足しがなく、写真が紙面の端まである場合は調整が必要になります。

またテキストボックスが単語など細かい単位になっているため修正が困難です。

フォントを変えるのも一苦労です。

パワーポイントでテキストボックスを設定してそこに文字を入力すると思いますがあのテキストボックスが単語レベルで設定されていると思ってください。

修正作業がいかに困難かお分かりいただけると思います。

他にも罫線に隙間が開いていたり、二重になっていたりとこれらも修正に工数がかかります。

お客様にしてみれば簡単な処理だと思われていても仕方ないことですのでデータの状態や必要な作業をご案内した上でお見積りをご案内しました。

普通にお見積りをご案内してもなぜこんなに高いのかで終わってしまうのでしっかりと理由をご案内させていただいた上でご検討いただくことにしました。

今回は諸事情により原稿がPDFしかないそうですので仕方がないですが可能であればインデザインかイラストレーターのデータをご用意いただく圧倒的に作業量が抑えられますので費用も抑えることができます。

できるだけ原稿がPDFしかないという事態は避けるようにされたほうが良いと思います。

今回はすでに制作したものがある場合について書きましたが一からデザインしていく場合でも原稿はPDFではなくテキスト原稿が必要になります。

原稿データについてご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。

私どもの方でデータを確認することも可能です。

お問い合わせお待ちしております。

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