原稿の構成パターン
最終更新日2023年12月12日
パンフレットや会社案内等の文章を作っていくとこの文章構成やこの書き方がいいのかとあれこれ悩むことも多いと思います。
何もないところから原稿を作っていくわけですから無数の選択肢が目の前にあります。
多すぎるの選択肢は逆に悩みのタネになりますよね。
「パンフレットや会社案内の原稿に何を書いたらいいかわからない」
「会社案内の構成のパターンってないのかな」
「そんなに凝った文章でもなくてもいいので一般的におかしくない構成の文章できればいい」
「文章構成の見本があれば参考にしたい」
文章を制作しているとこんなことを思われるのではないでしょうか
パンフレットや会社案内は外にだすものなので外部に出しても恥ずかしくない原稿にしたいという思いはみなさん同じだと思います。
そこで今回は年間数百件のパンフレットや会社案内の制作に携わっている私どもがパンフレットや会社案内、カタログの原稿の鉄板構成パターンをご紹介することにします。
簡単ではありますが全部の構成要素が俯瞰して見えているか否かで原稿の書きやすさは全くと言っていいほど違ってくると思います。
まず大前提として文章を作る際は「誰に何を伝えたいか?」。
これを意識してください。
「誰に何を伝えたいか」を意識するだけで自然と書く文章や構成にムダがなくなり、読みやすい文章にすることができます。
ムダのない文章は読みやすく、相手に読んでもらえる文章に自然としあがります。
簡単ですがとても大切な制作の「コツ」ですのでぜひ覚えておいてください。
では続きを進めていきます。
■会社案内の構成例
会社案内はもっとも構成をパターン化しやすい制作物です。
原稿としては一番作りやすいのが会社案内です。
パターンとしては
1社長挨拶
⇒業界の概況から入って自社の強み、これからの自社の目指す方向性などを書くと自然と挨拶として様になる文章になります。
2事業内容
⇒言わずもがな自社の取り組んでいる事業内容です。設備産業であればこのあと保有設備の項目をつくってもいいでしょう
3会社概要
⇒よく企業のwebサイトなどに掲載しているものです。どの項目を載せたらいいか迷ったときは同業他社のwebサイトや近い業種の企業のwebサイトを参考にしてみましょう
■パンフレットの構成例
パンフレットの場合は実は一番自由度が高いのでパターン化しづらいのですがサービスを紹介するパンフレットであれば
1サービス概要
⇒サービスの概要だけでなくそのサービスの提供する自社だからできる強み、例えばデザイン会社だからこそできるオーダーメイドのウェルカムボードの制作等他社にない強みを織り込めると読み手に自然と優位性が印象づけられます。
2サービスの特徴
⇒なるべく分かりやすく、箇条書きにしてそれぞれの項目に補足する文章を入れるとわかりやすい構成になります。
3連絡先
⇒パンフレットを読んだ人にたいして起こしてほしいアクションの誘導します。
例えば問い合わせであれば担当部署の連絡先を書いておきます。
自社の情報をしっかり載せておくことは相手に対して信頼感を与えますので会社概要も掲載しておきましょう。
■カタログの構成例
カタログの場合も会社案内以上にパターン化しやすいものです。
1全体のコンセプトページ
⇒ページ数に余裕があるのであれば最初の見開きをコンセプトページ(ラインナップ全体の特徴を書くページ)すると体裁のいいカタログになります。
2各シリーズまたはジャンルの特徴を書くページ
⇒製品ラインナップの内、それぞれをシリーズやジャンルで分けて特徴を紹介するページです。
3各製品情報
⇒想定しているユーザーに対して必要な情報をまとめて掲載します。
B向けの製品であれば写真とスペック情報。
C向けの製品であれば写真をなるべく多くといった具合です。
このページはフォーマット化して同じパターンでデザインしていくことが多いので原稿もその想定で作るといいでしょう。
4問合せ先または会社概要
パンフレットと同様問合せ先や会社概要を書いておきましょう。
代理店がある場合は問合せ先の部分に代理店の情報を書きます。
複数の代理店がある場合は空欄にして各代理店で連絡先が記入できるようにします。
ざっくりとした構成例ではありますがそれでも原稿に必要な全体の要素を掴んでいただけると思います。
このように全体の構成がみえれば原稿も書きやすくなるでしょう。
もちろん場合によってはこのような構成をとらない場合もあります。
あくまで代表的な例として参考にしてください。
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