前提を共有することが大事

最終更新日2024年5月7日

 

長く制作の仕事をしていても難しいと思うのがコミュニケーションです。

パンフレットや会社案内のデザインというのは無形のものですから何もないところから作っていく、その過程でのコミュニケーションの難しさは、他ではなかなか無いと思います。

 

同じものについて話していてもお客様が考えていることと私どもが考えていることが違うことがあります。

相手の頭の中が見えない以上、これはどうしようもないことです。

このことをわかった上でデザインを進めていってもどうしても違いが顕在化してしまうこともあります。

 

そこで話をしていく際はお客様と前提になる部分からきちんと共有していくことが大事になります。

前提を共有することによってズレ(違い)をかなり抑えることができます。

 

私どもではお電話やメール、zoomでのやり取りが多いですからその点について特に注意してやってきました。

こういうところがノウハウと言えるのだと思います。

しかしいざ分かっていてもなかなか実践できるものではありません。

場数に裏打ちされた経験がものを言います。

慣れてくるとお客様と前提が共有できているか自然と確認しながら話をできるようになります。

そして認識のズレがあるかどうかもすぐに分かるようになります。

 

私どもに限らずお客様が制作会社の方とお話になる時は前提がきちんと共有できているかを意識しながらお話されると認識のズレは大分解消されると思います。

制作の打ち合わせをされる際は意識してみてください。

 

 

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