ラフデザインがあっても・・・
最終更新日2024年4月15日
最近お問合せいただいたお客様のお話です。
パンフレットの制作をご検討されていらっしゃるとのことで私どもでお見積りを出せていただいておりました。
お見積提出後に状況についておうかがいしたところパンフレットのデザインを発注前に出してほしいというご要望をいただきました。
私どもではリーズナブルな価格でデザインを提供しているとことと正式にご発注いただいているお客様をまず優先しないといけないため正式なご発注前にデザインを作ることはできませんと丁寧にご案内しました。
(きちんと要望をお伺いしていない当てずっぽうのデザインをだしても意味ないことも理由のひとつです。)
ただデザイン実績はご案内できるのでそれでご判断いただけるようにお伝えしておきました。
他の数社からはデザイン案が出てくるそうなのでしばらくしてから状況をおうかがいしたところデザイン案が出てきたものの自分たちの希望するものではなかったそうです。
そこでやはり自分たちでパンフレットのデザインの方向を決めないといけないという結論に至ったそうです。
他社からでてきたというデザイン案は恐らく当てずっぽうのデザインだから当然といえます。
そもそも発注前の案件で受注できるかわかりませんので時間をかけられるわけもなく、何かのボツデザインを流用していることもあります。
(これはわかってやっている制作会社側に問題があるといえるますね・・・。)
このブログで以前から書いていますがデザインの方向性(誰に何を伝えたいのか)だけはお客様に決めてもらわないといけません。
それを決めてもらって初めて私どものような制作会社がデザインすることができるのです。
パンフレットのデザインというのはお客様と私どもの共同作業といえます。
発注前に出すデザイン案の無意味さがこれでわかっていただけると思います。
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