コンペの罠

最終更新日2022年8月5日

 

 

パンフレットや会社案内を制作する際にコンペ形式を取られる場合があると思います。

お客様の側に立ってみると様々なデザインの中から良いものを選べるので一見お客様にメリットがあるように見えますが実際は100%メリットになるケースは少ないかと思います。

 

その理由をご紹介します。
まずコンペ形式の場合、選ばれないと売上になりません。

 

この業界は私どもを含め、それほど大きな会社はありません。

どうしても人数が限られているので売上になるかどうか分からない仕事に時間をかけることができません。

当然ですがきちんとご契約いただいたお客様を優先しないといけません。

これは私どもも商売としてやっている以上生き残っていくためには仕方がありません。

 

またコンペの場合、デザイン案の提出まで時間が限られていることも多く、制作内容についての細かいヒヤリングもできないことがほとんどです。

何もない状態で制作をすすめるしかありません。
するとどうしても過去のデザイン案の流用だったり、上辺だけの情報でデザインするしかなくなってしまいます。

こんな状態では本当にお客様にあったデザインを作ることなんてできません。

 

私どもが原則コンペをお受けしないのはこの様な中途半端な制作をしたくないのと私どもを信頼して正規のご発注をいただいたお客様を最優先するべきだと考えているからです

 

以前から申し上げている通り良いデザインを作るにはお客様が何らかの形で制作にご参加いただき、お客様と一緒に制作していくことが必要です。

 

こう書くと制作会社選びってとても難しいと思われるか思います。

業界の人間から見ても難しいものだと思いますので実際とても難しいのものなのです。

 

判断をいただく基準はやはり過去の制作実績です。

実績を見て頂いて良いと思えるものがある制作会社であれば制作のパートナーとして選んでよいと思います。

 

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