これ印刷されますか?

最終更新日2021年6月16日

 

ちょうど今パンフレットをデザインしているお客様からご質問をいただきました。

パンフレット校正用のPDFに入っていたトンボを指してこれは印刷されるものなのですかというご質問です。

 

ずっとパンフレットを制作してきた私どもからするとあるのが当たり前になっていたので全く意識していなかったのですが普段からパンフレットを制作していないお客様からすればこの変なマークは何なのか疑問に思われるのは当然だと思います。

 

わかりにくいのでまずは現物を見ていただこうと思います。

下記の画像をご覧ください(クリックすると大きな画像が見られます)。

 

 

赤丸で囲ったのが角トンボ、青丸で囲ったのがセンタートンボと言います。

総じてトンボと読んでいます。

簡単に言うと印刷する時にこのトンボごと印刷して製本する時にこのトンボを目印にすることで

正確なサイズに仕上げるためのものです。

 

ですので仕上がった時には切り落とされてしまいますから一般の方の目にはまず触れることがありません。

(あったとしたらそれは製本不良です。)

 

お客様にも(簡単にいうと)製本用の目印で完成時には入りませんとご案内しておきました。

(製本ラインをご覧になっていただけるとよりわかりやすいと思いますがどこかに映像があるかもしれません。)

 

似たものに仕上がり線というものがあります。

下記の画像をご覧ください(クリックすると大きな画像が見られます)。

 

 

センターに入っている線がそうです。

画像では見にくいですが左側にも線が入っています。

これはパンフレットが完成した時の折り目や端がどこまでかを示したものなので仕上がり線と呼ばれます。

 

これもパンフレットをデザインして校正していただく際に使うために仮でおいているものですので印刷時にはこの線をとって印刷します。

 

こういうものだとわかってしまえば大したものでは無いかと思いますので校正の際にこれらがあってもご心配いただかなくて大丈夫です。

 

そういえばいつだかこのトンボを気に入られたお客様がいらっしゃってトンボをパンフレットに入れてほしいというご要望をいただいたことがあります。

ご案内した様にこれは作業用のマークなので仕上がりの際に入っていると印刷不良などの事故の可能性が高くなってしまいます。

印刷現場や製本現場で混乱する可能性があるのでヒヤヒヤしながら印刷に出したがことがありました。

(トンボも当然本来のトンボの内側にトンボが入るという二重トンボ状態という一見すると間違いに見えるような状態での入稿です。

ヒヤヒヤするというのがお分かりいただけると思います。)

 

(危なすぎるので)いくらお客様がトンボが気に入ったといってもトンボを入れるのはもうやめようと思っています。

 

 

 

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