あまりに安いものには訳がある

最終更新日2022年6月30日

 

パンフレットの表紙や一部のページの部分的なリニューアルを私どもで行っている案件があります。

最初は部分的なリニューアル(新規デザイン)のみだったのですが作業が進むに連れてそれ以外のページの修正もご依頼いただきました。

 

さてそのパンフレットですがクラウドソーシングで制作したものだそうです。

それ自体はそれほど珍しいものでもないのですが中身をみて驚きました。

 

表が掲載されているのですがどうも文字が荒く、表の横に妙な線が見えます。

これはPDFの段階ではっきりとわかるのでよく見てみるとどうもエクセルを画面キャプチャーして貼り付けただけのようでした。

印刷データとして問題のあるデータはいくつも見てきましたが今回はそれ以前の問題で見た目にもこんなひどい作りは初めて見ました。

 

私どもであれば表はいただいたデータを組み直すのが当たり前です。

エクセルのキャプチャーを貼り付けるという発想自体がありませんでした。

 

クラウドソーシング自体が悪いとは思いませんが個人で受けるにしてもずいぶんと安い金額で引き受けるというケースも聞いたことがあります。

制作者が無理やり安い値段でとった結果なのかわかりませんがやはり安すぎるものには理由があるということだと思いました。

 

お客様にご案内したところ、費用は掛かりますがこの機会に私どもできちんとしたデータに修正することになりました。

 

既製品と違い、パンフレットは受注生産です。

値段ばかり追求してもいけないというところに難しさがあります。

制作会社を選ぶ際は値段だけでなく制作実績など「質」の面も考慮していただいた方が失敗が少なくなると思います。

 

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