パンフレットに付く指紋を防ぐ方法
最終更新日2023年11月27日
(2019年7月31日現在)最近お客様からパンフレットに指紋が付きやすいので付きにくくすることはできないかとご相談をいただきました。
黒など濃い色を引いたパンフレットは指紋がどうしてもつきやすくなります。(特にコートやマット等の塗工紙では)
高級感を出したい時などはデザイン上どうしても濃い色を地にひくことが多いです。
そのためパンフレットに指紋が付きやすくなってしまいますが対策はあります。
1 PP加工またはニスを塗る
2 塗工紙をやめ、上質系の紙に切り替える
この2つの方法が考えられます。
いずれも費用的には上がってしまいますがそのひと工夫で指紋が付きにくくなりますのでメリットやデメリットを考えた上でご選択いただくといいでしょう。
1のPP加工やニスですがまずパンフレットに指紋が付きやすいのは表紙です。
濃い色を塗られるのも表紙だからです。
そこで表紙に加工を施すとことで指紋の付着を防ぐ方法になります。
PP加工はビニールのフィルムを紙の上から貼り付ける加工です。
ツヤを抑えたマットPPとツヤがあるグロスPPがあります。
注意点としては紙がPPのフィルムにまけて反ってしまうことがあるので表紙の紙は厚いものにしておくほうが良いです。
またフィルムを貼るので若干色が濃く見えます。
注意点はありますが一番おススメの方法です。
ニスは表紙に印刷用のニスを塗る方法です。
PPと同じくツヤありとツヤなしのニスがありますがニスの場合は時間が経つと黄色く変色してしまうことが多いのであまり有効とはいえない方法です。
2の塗工紙をやめ、上質系の紙に変えるというのも一つの手ではあります。
上質系の紙というのは分かりやすい例をあげると一般に使われているコピー用紙です。
表面に加工がされておらず少しざらったとした質感でインクを吸うので印刷面がテカテカしづらいです。
デメリットは色が沈んでしまうことです。
写真等の色の濃い部分が沈んでしまい、見えづらくなってしまいます。
仕様にもよりますがコスト的には一番安くできることが多いです。
トータルで考えると費用はかかってしまいますが一番おススメのはPP加工です。
もちろん仕様によっては加工が難しいこともありますので個別に判断する必要があります。
私どもにお問合せいただければ仕様を踏まえて最適と思われる方法をご提案できますのでお気軽にお問合ください。
お問合せお待ちしております。
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