東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 75/108

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生命科学部S c h o o l o f L i f e S c i e n c e sTokyo University of Pharmacy and Life Sciences 74卒業生の声東薬での日々はコツコツ努力し続けることの大切さを教えてくれた 入社当初から、トイレタリー用品....

生命科学部S c h o o l o f L i f e S c i e n c e sTokyo University of Pharmacy and Life Sciences 74卒業生の声東薬での日々はコツコツ努力し続けることの大切さを教えてくれた 入社当初から、トイレタリー用品や芳香消臭剤などの製品開発を担当しています。おもな仕事は、製品の中身の処方を考えることです。処方に使用する原料の安全性や価格に制限があったり、工場の既存設備で生産可能かどうかなど、乗り越えなくてはならないステップが多々あります。それだけに自分が携わったものが製品化され、店頭で売られている姿を見たとき、その製品を買っていただくお客様を偶然見かけたときなどは、何とも言えない達成感を味わいます。また、自分のアイデアがいくつもの関門を突破して製品化されたときも、この上ない喜びを感じます。 生命科学部の魅力は、ずばり実習です。基礎から応用まで網羅され、実験を通して理解が深まるとても充実した内容でした。毎週のレポート提出は大変でしたが、忘れないうちにまとめることで記憶に残り、理解を深めることができました。それが今の私の基礎になっています。 また、バドミントン部での活動を通じて、コツコツ努力し続ける粘り強さと忍耐力、そして何より体力が身につきました。今でも仕事でつらいときやここ一番の踏ん張りどきには、いつも部活時代を思い出します。すると、まだまだ頑張れるぞ!絶対できるぞ!と自信が湧いてきて、私に活力を与えてくれます。2006年 3月 生命科学部分子生命科学科卒業2008年 3月 大学院生命科学研究科修士課程修了藤田 道香 さん私立桐蔭学園高等学校出身小林製薬株式会社日用品事業部開発部 芳香消臭剤グループ製品開発授業と部活を通じて仕事に必要なスキルが養われた 私の仕事は、臨床試験が適切に行われているかを「監査」を通して評価し、問題があれば開発部門とともにその改善を行うのがおもな業務です。監査というのは、人が行った仕事にあれこれとダメ出しをするため、一般的に嫌われ者ですが、よりよいものを目指すためには欠かせない仕事です。また、日本や世界の動きをいち早くキャッチして、今後どのように治験を行っていくべきか開発部門へ伝えていくのも大切な役割。そのため各国の監査部門の人たちと情報共有し、つねに時代の先端を考えて仕事ができることにやりがいを感じます。 この業務で大切なのは、その場で考え判断すること、初対面の人とも良好なコミュニケーションをとり大切なことを正確に伝えることです。監査は限られた時間で行われるため、瞬時の判断が必要です。そのため日頃から、どう指摘するか、どう直すのが正解なのか、つねに考える習慣が必要になります。私は大学院時代に1つのテーマを任せられ、いつも研究のことが頭にあったため、自然と考える力が身につきました。また生化学研究部に所属し、自ら考えた実習を行った経験は、相手に伝えるコミュニケーション力を養うのに役立ちました。授業と部活の両面から、仕事に必要なスキルが得られたと思っています。2007年 3月 生命科学部分子生命科学科卒業2009年 3月 大学院生命科学研究科修士課程修了櫻井 和之 さん神奈川県立希望ヶ丘高等学校出身大塚製薬株式会社薬事監査室薬事監査