東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 62/108

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生命科学部応用生命科学科61 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences40億年前の遺伝子を作製しています。深海底に穴をあけて古い微生物を探しています。宇宙に生命は無いのか、宇宙ステーションでの実験装....

生命科学部応用生命科学科61 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences40億年前の遺伝子を作製しています。深海底に穴をあけて古い微生物を探しています。宇宙に生命は無いのか、宇宙ステーションでの実験装置を2013年打上予定です。火星での生命探査も計画中です。こうした研究からタンパク質工学やバイオナノテクノロジーの未来もひらけて来ました。光合成は光エネルギーから有機物を作り出す現象です。光合成を行う微細藻類やシアノバクテリアについて、その生き方や進化、デンプン(写真矢印)合成のしくみや円石藻(右上の細胞)の石灰化などを遺伝子レベルで研究しています。CO2固定から地球温暖化を抑えるための技術開発研究も始めています。森林の保全をテーマとして、侵入外来種の影響も調べています。この研究室は、フィールドで問題を見つけ、DNAを解析して問題の解決方法を探っています。野外での調査方法はもちろん、分子生物学を活かした生態学を身につけ、環境問題で期待される研究者や技術者になってください。人間の活動が活発になりすぎて、温暖化など地球環境の変化を引き起こしています。しかもその環境変化が動物にストレスを与えるほどの大きさとなり、野生動物やヒトに悪影響をおよぼしています。研究室では、動物が環境から受けるストレスへ反応する仕組みをゲノム情報を利用して研究しています。地球温暖化や原発事故を契機に、環境にやさしいエネルギーを基盤にした産業が今後盛んになると予想されています。我々は、バイオマスから電気エネルギーや有用物質をつくる微生物の研究開発をとおし、今後発展するグリーン産業が求める人材を育てていきます。環境中の化学物質や放射線で遺伝子が傷害を受けても、生物の細胞にはDNAの傷害を元通りに修復する仕組みがたくさん備わっています。しかし、これがうまく働かないと、細胞死や細胞のがん化が起こります。修復に関わるタンパク質の機能を解明することで、がん抑制や食品の安全性確保を追求します。深海底から宇宙へ、40億年前から未来へ光合成の基礎研究とCO2固定化技術の開発森の中の自然豊かなフィールドで生態学研究ヒトと野生動物の共生をめざすストレス研究生命科学が創る環境にやさしいエネルギー環境因子との相互作用による遺伝子の発現教 授 山岸 明彦(理学博士)准教授 玉腰 雅忠(工学博士)講 師 横堀 伸一(理学博士)助 教 赤沼 哲史(理学博士)教 授 都筑 幹夫(理学博士)准教授 藤原 祥子(理学博士)講 師 佐藤 典裕(理学博士)助 教 岡田 克彦(理学博士)教 授 東浦 康友(理学博士)教 授 高橋 勇二(農学博士)准教授 高橋 滋(学術博士)助 教 梅村 真理子(農学博士)助 教 中野 春男(学術博士)教 授 渡邉一哉(理学博士)助 教 高妻篤史(農学博士)教 授 太田 敏博(農学博士)講 師 時下 進一(農学博士)助 教 志賀 靖弘(農学博士)極限環境生物学研究室環境応答植物学研究室生態学研究室環境応用動物学研究室生命エネルギー工学研究室応用微生物学研究室タンパク質工学アストロバイオロジー進化光合成遺伝子発現 地球温暖化対策技術森林保全外来種影響評価進化生態学ストレス遺伝子環境ホルモン環境浄化温暖化対策バイオマス利用DNA損傷と修復遺伝子発現制御微生物蛍光抗体染色によるミジンコ胚での中枢神経の可視化(黄緑色)コロニーアナライザーによる微生物数の測定(突然変異が生じた菌のみが生育している)微細藻類とその培養、中央上段は遺伝子発現の網羅的解析結果培養した細胞を取り出す研究室では「DNAから地球環境へ」を合言葉に研究成果を積み上げています電極に付着して電気を流す微生物環境ホルモン研究に用いる貝(イボニシ)を採集しています野田市での田んぼ発電実験の様子。電極を田んぼに設置していますモンゴルでの森林保護(草原とカラマツ林)北海道のシラカンバ林での調査KeywordKeywordKeywordKeywordKeywordKeyword