東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 54/108

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生命科学部53 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences生命現象の不思議さ、面白さを実験技術を修得しながら学ぶ実習・卒業研究●微生物の培養と酵素誘導●脂質の分離と定量●ミトコンドリアのATP合成酵素活....

生命科学部53 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences生命現象の不思議さ、面白さを実験技術を修得しながら学ぶ実習・卒業研究●微生物の培養と酵素誘導●脂質の分離と定量●ミトコンドリアのATP合成酵素活性の測定●葉緑体の光合成活性の測定●酵素反応速度論●マンデル酸の光学分割●医療計測など(2012年度に行われる実習)共通項目の実習●酵素・タンパク質実習●遺伝子操作●細胞培養●天然物の分離精製●有機合成●神経の活動電位の測定●発生分化実習●タンパク質の立体構造など(2012年度に行われる実習)●金属イオンの化学反応●分子模型の組立て●化学的酸素要求量(COD)の測定●電気、磁気、音、光の性質●表面張力の測定●DNAの単離と測定●グリコーゲンの単離と加水分解●植物色素の分離など(2012年度に行われる実習) 生命科学部では1年前期に体験的な実習を行い、生命科学実験の面白さにふれます。1年後期からは実習も本格的になり、生命科学の基礎である、生物・化学・物理の実験技術を学びます。自ら実験を行い技術を体得するだけでなく、その背景にある理論についても理解することを重要視しています。 2年次では微生物・植物・動物を使った専門的な実習における実験方法や有機化合物の取り扱い方などを修得します。さらに3年次では8項目の共通の実習を行うとともに、それぞれの学科の特徴を生かした学科別実習が行われます。 また、幅広い分野の実習を経験することは、技術者・研究者として社会に出た時に非常に役立ちます。プロトプラストの作製酵素・タンパク質実習分子模型の組立てグリコーゲンの単離と加水分解1年次 1年から始まる実習を通し、基礎的な実験方法を学ぶ2・3年次 専門的な実習を積み重ね、4年次の卒業研究への礎を築く葉緑体の光合成活性の測定天然物の分離精製2 年次3 年次倉岡 里実 さん横浜市立南高等学校出身 1年次から基礎生命科学実習が始まるなど、単に座学で知識を得るだけでなく、技術や方法を早いうちから学べることが、東薬を志望した大きな理由です。 今まで学んだ中で特に興味深かったのは「代謝生化学」です。人間の体の中で行われている代謝について、それぞれの反応がどのような意味を持つのかを学び、生体内での物質やエネルギーの流れを知ることで、より生命に対する興味が深まりました。1回の講義で学ぶことが多いため、ついていくのが大変でしたが、密度の濃い充実した講義で意欲がかきたてられています。密度の濃い充実した授業にモチベーションがアップ生命科学部2 年(現在3年)