東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 44/108

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薬学部幅広く確かな薬学の知識を土台に、多様な領域で活躍卒業生の声東薬の強みは臨床系の教育プログラムが充実していること東薬での出会いが自分の生きる道を教えてくれた 東薬卒業後、薬局に勤務したのち、学士編....

薬学部幅広く確かな薬学の知識を土台に、多様な領域で活躍卒業生の声東薬の強みは臨床系の教育プログラムが充実していること東薬での出会いが自分の生きる道を教えてくれた 東薬卒業後、薬局に勤務したのち、学士編入で医学部に入学しました。現在、眼科医として専門病院に勤務しています。 人間は情報の9割を目から得ているといわれています。人の社会活動において重要な位置を占める視機能の診療に関わることに、日々充実感を得ています。また目の状態は患者さんの全身状態を知る重要な指標となります。目の診察を通じて全身状態を把握することができることに、眼科医療の奥深さを感じます。 東薬は私立薬学部において最古の伝統があり、医療の世界ではどこに行ってもOBに出会います。これは医療人として、キャリア形成していくうえで心強い支えとなります。実際、私が医学部再受験をするときにいろいろなアドバイスをくれたのは、先に医師となった東薬の同級生でした。現在、大学院で研究指導をしていただいている教授も東薬出身の薬剤師です。こうした人脈のおかげで今の自分があると感じています。 また、他大学と比べて臨床系の教育プログラムが充実していることも東薬の強みです。ひとつの大学で薬学と医学の両方を学ぶことができるわけで、これは薬学生にとって願ってもない環境といえるでしょう。ぜひそれを活用して、医療現場で活躍できる薬剤師になってほしいと思います。 地方公務員の専門職「衛生監視」という仕事をしています。主に薬事衛生や医事衛生に関する監視員として、薬局などの営業施設や診療所などの医療施設の許可、立入検査、改善指導などを行います。また、近隣区と合同実施する薬事講習会の企画・運営にも携わっています。 適正で良質なサービスが提供されるよう、立場上厳しい話をすることもありますが、現場の方の体験談や様々な工夫から学ぶことも多く、そして何より、区民の安全を守る大切な仕事を任されていることにやりがいと誇りを感じています。 東京薬科大学は、人を育ててくれる素敵な大学だと思います。知識や技能を習得できたことはもちろん、尊敬する先生方のもとで研究をしていく中で、仕事に対する誠実な考え方、常に上を目指し努力を続ける姿勢など、社会人に必要な心を学ぶことができました。 入学当初は漠然と薬剤師を目指し、公務員という選択肢はありませんでした。しかし、恩師の話や各方面で活躍する先輩方を見ているうちに、自分の本当にやりたいこと、なりたい自分は何かを考えるようになり、「薬剤師の職能を活かしながら、女性もずっと現役で社会貢献できる仕事をする」という自分の生きる道を見つけることができました。多くの出会いに恵まれたことも、東薬の大きな魅力だと思います。2007年 3月 薬学部卒業2009年 3月 薬学専攻修士課程修了1982年 3月 薬学部卒業1982年 4月 水野調剤薬局(東大病院院外処方調剤)入社1984年 4月 有限会社大崎薬局入社2003年 4月 藤田保健衛生大学医学部に学士編入学2007年 4月 Children's Hospital Boston(Harvard Medical School)に留学2008年 3月 藤田保健衛生大学医学部卒業2008年 4月 宮崎県立延岡病院に医師として着任2010年 4月 おざきメディカルアソシエイツに眼科医として就業大崎 卓 さん 宮崎県立延岡高等学校出身金山 けい さん神奈川県立川和高等学校出身おざきメディカルアソシエイツ 医師宮崎大学大学院医学獣医学総合研究科博士課程 大学院生中野区保健所環境部生活環境分野医薬環境衛生担当 主事医師公務員43 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences