東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 34/108

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薬学部卒論教室紹介■ 基礎薬学分野腎疾患、痛風・高尿酸血症などの病態で、生体成分がどのような変化をするかを調べたり、病気を早期に見つける方法の開発を行っています。また、トランスポーターの異常で起こる疾....

薬学部卒論教室紹介■ 基礎薬学分野腎疾患、痛風・高尿酸血症などの病態で、生体成分がどのような変化をするかを調べたり、病気を早期に見つける方法の開発を行っています。また、トランスポーターの異常で起こる疾患の解明や安定同位体トレーサー法を用いて代謝異常の解析を行っています。腎疾患・尿酸代謝異常症の病態生理教 授 市田 公美講 師 長谷川 弘助 教 中村 真希子病態生理学教室高尿酸血症プリン代謝トランスポーター腎臓のトランスポーターを調べ、尿酸(UA)輸送機構を医療薬学科解明しています虚血性の心および脳疾患を主なテーマに活動しています。いずれも循環障害に起因する疾患で、心筋虚血は心不全へ、脳虚血は認知症へと進展します。各種病態モデルでの生体から分子レベルの幅広い病態解析から得られた発見をもとに新規治療薬開発を目標としています。虚血性心疾患・脳疾患の病態解明と薬物治療教 授 田野中 浩一准教授 高木 教夫助 手 丸ノ内 徹郎分子細胞病態薬理学教室病態解析新規治療法開発虚血性心・脳疾患医療薬物薬学科生体の働きは神経系、内分泌系、そして免疫系がバランスを保ち維持されています。ストレスはそのバランスを乱し、病気を発生させます。当研究室では、“ストレスと病気発症との因果関係”を検証し、“病気に対する治療薬の素材”を探索しています。病気の発症を探り、クスリ創りを目指す教 授 立川 英一准教授 田村 和広助 教 吉江 幹浩助 教 沓掛 真彦内分泌・神経薬理学教室ストレスホルモン生物活性物質神経系|内分泌系|免疫系の相互作用とストレス医療衛生薬学科各種病態時における腸管粘膜透過制御因子である上皮細胞間を接着するTight junction(TJ)の開閉や細胞内透過に関与するトランスポーター(PepT1, P-glycoprotein(Pgp)など)の機能およびタンパク発現レベルの解析から、吸収動態制御法の開発に取り組み中です。薬物の生体膜透過機構とその影響因子の解析助 教 瀧沢 裕輔薬物動態制御学教室薬物腸管吸収Tight Junctionトランスポーター医療薬学科臓器・細胞選択的に薬物や遺伝子を送達できるデリバリーシステム(DDS)の開発は、癌などに対する安全性の高い治療につながるものと期待されています。当研究室では、その実現に向けて臨床で使用されている超音波の力を利用した新規DDSの研究開発を行っています。薬物・遺伝子デリバリーシステム(DDS)の研究教 授 新槇 幸彦准教授 根岸 洋一助 教 多田 塁助 手 髙橋 葉子薬物送達学教室DDSリボソームワクチン超音波新規な超音波造影ガス封入リポソームによる超音波遺医療衛生薬学科伝子導入核酸(siRNA・DNA)やペプチドを用い、癌、アトピー性皮膚炎、網膜疾患、喘息等の難病を治す新しい薬を創っています。薬を作用点に効率よく送り届けるには薬物送達システム(DDS)が必要で、機能性ペプチドや高分子ナノミセルなどのDDS研究をしています。癌やアトピーを治す新しいDDS製剤の創製教 授 瀬田 康生准教授 高島 由季助 教 金沢 貴憲製剤設計学教室核酸製剤高分子ナノミセル薬物送達システムDDS技術で核酸を標的細胞に送達し、疾病に関わるタ医療薬物薬学科ンパク質を産生又は抑制して治療候補遺伝子が導入されたラット心筋細胞(左)。脳梗塞ラットに移植された神経前駆細胞(右)KeywordKeywordKeywordKeywordKeywordKeyword33 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences