東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 33/108

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薬 学 部S c h o o l o f P h a r m a c y卒論教室紹介薬や生体の成分が、一体どんな化学構造をして、どの位の量が存在し、どんな働きをしているか、これは分析を行って初めて分かることです。そのための方法を開....

薬 学 部S c h o o l o f P h a r m a c y卒論教室紹介薬や生体の成分が、一体どんな化学構造をして、どの位の量が存在し、どんな働きをしているか、これは分析を行って初めて分かることです。そのための方法を開発し、薬の効き方のしくみや薬と病気とのかかわり方、あるいは、生体成分のはたらきを明らかにしています。薬の分析法を開発し、診断と治療に役立てる教 授 楠 文代准教授 袴田 秀樹講 師 小谷 明助 手 高橋 浩司分析化学教室薬物モニタリングバイオマーカー診断法開発酸化LDL中の酸化ステロールを電気化学検出HPLCで医療衛生薬学科一斉分析したクロマトグラム最新の液体クロマトグラフィー技術や分光機器分析を駆使して、1)薬物や生理活性物質に対する新しい分離法、血中濃度定量法、物性評価法などを開発しています。2)バイオセンサーによる生体成分の高感度測定法を開発しています。薬物や生体成分の分離法や高感度測定法の開発教 授 渋澤 庸一准教授 栁田 顕郎助 教 東海林 敦薬物生体分析学教室クロマトグラフィー薬物分析バイオセンサー三相溶媒系を用いる高速向流クロマトグラフィーによ医療薬物薬学科る生理活性物質の一斉分離例コラーゲンやヒアルロン酸に代表される細胞外マトリックス(ECM)は、癌、関節リウマチや美肌と密接に関係します。ECM研究から柑橘類やマイタケに優れた抗癌、関節保護、美肌作用を見出し、医師・企業とともに分子標的薬や化粧品の開発を行っています。細胞外マトリックス研究に基づく“健康と美の追究”教 授 伊東 晃准教授 佐藤 隆助 教 今田 啓介助 手 秋元 賀子生化学・分子生物学教室細胞外マトリックス医薬品・化粧品素材開発柑橘類やマイタケから関節疾患予防・治療、皮膚機能改医療衛生薬学科善、癌治療の新規薬剤開発研究がんを中心に病気の発症予防を、多能性幹細胞を含めて遺伝子変化から捉える研究をしています。発症に関与する関連遺伝子の変化を早く特定できれば、病気を未然に防ぎ、進行を止めることが可能です。これらの遺伝子発現を種々の薬物で抑える研究をしています。遺伝子レベルでのヒト疾患発症原因の究明教 授 豊田 裕夫講 師 内手 昇助 教 袁 博臨床ゲノム生化学教室有薬物応答再生医療がん細胞増殖抑制細胞死を起こしているがん細胞(矢印)医療薬物薬学科幹細胞を利用した細胞創薬や臓器再生おいて、幹細胞を取り囲む細胞外マトリックスが重要な制御ファクターのひとつとして注目されています。病態生化学教室では、細胞外マトリックスの生物学的なメカニズム解明に加えて、再生医療に向けた有効な利用方法の開発を目指しています。細胞外マトリックスから創薬・再生医療を目指して教 授 野水 基義准教授 吉川 大和講 師 保住 建太郎助 教 片桐 文彦病態生化学教室細胞外マトリックスペプチド再生医療バイオマテリアル医療薬物薬学科神経系を構成するニューロン(神経細胞)とグリアはお互いに密接に関わり合いながら神経機能を調節しています。この中で特に情報を出力するための神経細胞軸索とグリアとの相互作用に焦点をあて、正常あるいは病態時におけるグリアの役割を研究しています。ニューロンーグリア相互作用による神経機能調節教 授 馬場 広子准教授 山口 宜秀講 師 林 明子助 教 石橋 智子機能形態学教室グリア神経細胞脱髄性疾患医療薬学科細胞外マトリックスの機能を利用した神経回路の再生を目指した研究。細胞接着ペプチドによる神経突起の伸長KeywordKeywordKeywordKeywordKeywordKeywordTokyo University of Pharmacy and Life Sciences 32