東京薬科大学 学校案内 2013

東京薬科大学 学校案内 2013 page 24/108

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薬学部6年間の学習の集大成5 年・6 年の講義プログラム安心安全で適切な医薬品を提供できる薬剤師を目指して―特許・レギュラトリアルサイエンス(5年次必修科目)― 未知の課題に取り組みます課題研究で得られた....

薬学部6年間の学習の集大成5 年・6 年の講義プログラム安心安全で適切な医薬品を提供できる薬剤師を目指して―特許・レギュラトリアルサイエンス(5年次必修科目)― 未知の課題に取り組みます課題研究で得られた知見を発表します23 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences  5~6年次は、今まで学んできた知識・技能・態度を、実務実習、演習、卒論研究などを通して統合し、医療に応用すべく「薬学」という学問を身につける期間です。本学では、実務実習期間を除いて、実験研究コースと調査研究コースに分かれてそれぞれの学習プログラムで総合的に薬学を学習します。 卒論教室、卒論研究室、教育センターで教員の指導を受けながら、薬学に関する調査研究を行います。また、同時に下記のプログラムも受講して総合的に薬学を学習します。「くすり(物質)」を中心に「ヒト」、「生命」、「疾病」、「健康」などに関する無限のテーマについてチャレンジします。このコースに所属する学生は、おもに、卒論教室での実験とデータ解析などを通して、総合的に薬学を学び問題解決能力と専門性を高めます。また、その成果は卒業論文としてまとめられ発表されます。(卒論教室の研究テーマは31~36ページを参照) レギュラトリアルサイエンスは、限りなく進歩する科学技術を、社会や人間と調和の取れた最も望ましい姿として発展させるために、科学技術と人間との間を正しく調整する新しい科学分野です。先端技術の医療や創薬への応用には、科学技術相互間の正確な比較とともに、将来にわたる影響の予測と的確な評価・調整が必要です。将来安心安全で有効な医薬品の提供ができる薬剤師になるため、医薬品の誕生から適正使用までに対する適切な評価・調整に関して学ぶとともに、発展途上にあるレギュラトリアルサイエンスの学問としての重要性を理解するための講義です。(平成24年度より3年次から5年次に受講年次が変更されます) 医療に関連する様々な分野の講師が、最先端の医療について、分かりやすく講義します。発展学習として、講義の内容についてレポートをまとめ、担当教員との双方向学習で、文章表現なども学習します。 PBLチュートリアルとは問題解決型学習を少人数で行う教育方法です。学生はチューター(教員)の助言を得ながら個々の問題解決に必要な事柄を自ら学習します。この学習を通して、講義・実験科目では身につけにくい課題解決能力、プレゼンテーション能力、論理的思考力を身につけます。「医療の最前線」プログラムPBL チュートリアル・ 消化器疾患治療の最前線と薬剤師の役割・ 保険制度下における調剤薬局の役割・ 院内感染対策について・ 臓器移植の臨床と先端研究・ 医薬品の流通と薬剤師           など・ 臨床現場での感染症対策への薬剤師の関与を考える・ 一般用医薬品選択における論理的思考の実践・ インフルエンザの予防・治療・防疫・ 医療に携わる一人として「考える」・ 感染症と薬剤師              など講 義 例テ ー マ 例卒論研究Aコース(実験研究) Bコース(調査研究)これまでの大学院修士課程特論に相当する23の選択科目が準備されています。組み合わせを工夫して選択することにより、将来のキャリアを見据えて専門性を高めることができます。・ 医薬品開発特論・ 治験の実際・ 医療経済学特論・ マーケティング              など科 目 例6 年次選択科目課題研究研究発表会5 年次~ 6 年次前期(卒論研究等)