東京薬科大学 学校案内 2013 page 10/108
このページは 東京薬科大学 学校案内 2013 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。
概要:
東京薬科大学薬学部は2010年に創立130周年を迎えました。私立の薬学部では日本で最も長い歴史を有しています。それは単に時間の長さを示しているわけではなく、多くの先輩が医療、生命、化学、教育、行政をはじめ....
東京薬科大学薬学部は2010年に創立130周年を迎えました。私立の薬学部では日本で最も長い歴史を有しています。それは単に時間の長さを示しているわけではなく、多くの先輩が医療、生命、化学、教育、行政をはじめ種々の分野の第一線で活躍し、日本のみならず世界において医療・科学の発展に大きく貢献しているという事実をも示しています。本学の出身者は卒業後に改めてその偉大さに気づかされることでしょう。 しかながら、この伝統に甘んずることなく新たなる展開への道筋を示すことが私たちの役割であり責任です。本学では心・知・技を備えた医療人たる薬剤師の育成は言うまでもなく、さらに上を目指すためのスキルを身につけ、現代のグローバル社会に対応できる人材の育成こそが重要だと考えています。そのために、高名な医療機関との緊密な連携のもとで病院・薬局実務実習を行うだけでなく、米国および中国の医療系大学や研究機関と提携関係を築いて人的交流を行い、視野を拡げることに力を注いでいます。 薬学からの路は薬剤師だけにとどまるものではありません。多彩な活躍の場が開けます。薬学部出身の研究者は生物系と化学系の知識に加え毒性学の概念を有するユニークな存在として医療分野にとどまらず多彩な分野で指導的地位を確立しています。根底にある幅広い分野の知識は自由な発想の源となり、専門性をより強靱にするのです。人を大切に、社会への貢献を心がけ、新しい事象への挑戦を忘れることなく、未来に向かって皆さんとともに研鑽を積んでいきたいものです。 人類の健康と福祉の担い手たる薬学の発展に参加しませんか!!医療を担う薬剤師・医療のパイオニアである薬学人をめざして薬学部長伊東 晃学部長からのメッセージ薬学部薬学の全領域を系統的に理解できる理想的な6年間の学習ス特 色 多様化する医療ニーズに応えられる広い視野と薬学人にふさわしい豊かな人間性を身につけることを重視しています。6年制学習プログラムでは、1~3年にわたって薬に関する「サイエンス」を基礎から体系的に勉強します。また、薬が実際に使われる患者さんの心理や薬学を取り巻く社会、薬剤師としての態度などについても勉強します。さらに、実習を通してサイエンスについての知識と技能を高めます。高学年では、これらの知識・技能・態度を、演習や実際の医療現場での実習を通して統合し、医療に応用すべく「薬学」という学問を身につけます。また、修士課程と同レベルの卒論研究を通じて、問題解決能力を磨き、専門性を身につけます。 本学の学習プログラムは、薬を創る薬剤師、薬を使い育てる薬剤師として社会に貢献し活躍できるように、工夫されています。 国際的に活躍する薬学生を養成するため、「読む、書く、聞く、話す」の4技能をバランス良く伸ばす英語教育を行っています。必修科目では、1年次の「講読」「コミュニケーション」、2年次の「薬学英語」、3年次の「実用薬学英語」を通じて、薬学の専門性を意識しつつ幅広い英語力を養う工夫がされています。「英会話」「英語検定」の選択科目、英語関係のゼミナールを受講することも可能です。また、学内でのTOEIC受験も定期的に行い、とくに1年生は春に全員が受験して英語力の向上に役立てています。希望者に対してアメリカの大学での薬学研修プログラムも実施しています。薬学の概略を学ぶ(薬学入門)患者さんの心を学ぶ薬と社会を学ぶ薬と生体を学ぶ(サイエンス)薬物治療と情報を学ぶ(サイエンス)実験から学ぶ(サイエンス) 学ぶ・病院薬剤師・認定・専門薬剤師・調剤薬局薬剤師・ドラッグストア薬剤師・治験コーディネーター・行政官・医療薬学研究者・大学教員・臨床開発薬剤師・医薬情報担当者・化粧品・食品開発者・生産技術者・行政官・創薬研究者・大学教員臨床薬剤師創薬薬剤師豊かな人間性と広い視野を持つ薬の専門家の育成国際人としての薬学生を養成する英語教育1年3年4年6年(卒業) キャリア薬剤師国家試験現場で学ぶ演習で学ぶ問題発見力問題解決力社会性専門性卒論研究で学ぶ1 2 特特色色9 Tokyo University of Pharmacy and Life Sciences